JUNAへのお問い合わせにも、保険外サービスに興味はあるが訪問看護の経験がないや不安がある等のお問い合わせがあります。
初めて、保険外看護サービスで自宅へ夜間の付き添いをされた、Eさんにインタビューとメッセージをいただきましたので是非活動のご参考にしてください。
滋賀県の保健師・看護師 E.Oさん
保健師として働く傍ら大学院生(修士)として看護についてより深く学んでおります。
病棟で看護師としての経験はあったものの、利用者さんの家に泊まって過ごしたり病気を抱えてご自宅で過ごしたりしている方のケアの経験はありませんでした。
今回、縁あってAさんの夜間付き添いをさせていただきましたので、その時のお話をさせていただきます。
A様ご夫婦2人暮らしの夜間の付き添い訪問看護を行って・・・
Aさんは、移動や最低限の生活については一人でできるものの、腰の痛みが強く日中のほとんどを寝て過ごしている方です。痛みが強いために夜間の休息も十分にできなかったことから、気持ちが落ち込み否定的な言動もみられました。
今回、Aさんの身体的・精神的な支援だけではなく、夜間旦那さんもゆっくり休めるようにと夜間の付き添いをいたしました。
初めての自費訪問看護に不安はありましたか?
実際に訪問するにあたり、交通手段や利用者さん宅でのマナー、過ごし方、万が一のことがあったときはどう対応したらよいのか等、不安や疑問が多く大変戸惑いました。こういった細かい疑問に対してもJUNAの方は丁寧に説明してくださり、訪問する前にはAさんの大事にしていること、どこに注意をしたらよいか等がわかり、訪問も無事に終えることができました。
利用者様と過ごして保険外看護サービスについて感じたことなど?
印象深かったのは、明け方に旦那さんとお話をして、旦那さんがしていた仕事などAさんを含むご家族の人生に触れられたことです。
看護師として病棟で働いていた時は、患者さんのご家族様とお話をする機会が少なかったので、ご家族も含めた関わりができたことは印象深く残っています。
保険外サービスに不安を感じている医療職やご利用者様へメッセージ
きっとこの体験談を読んでくださっている医療職の方は、やってみたい気持ちとできるかどうか不安なお気持ちのはざまで悩んでいるかと思います。
もし、不安なことがあれば、遠慮なくJUNAの方に聞いてくださればと思います。
利用者さんの支え方は様々ですし、医療に携わる者としてこういった支え方もあると思っています。 皆さんが行動しようとしたこと、その決断が「やってみて良かった。」となるよう、この体験談が一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しく思います。