施設入所中の方で、後見人の方からの依頼でした。
下着や洋服を購入したいとのこと、気分転換もかねてお買い物の付き添いをしました。
何度かこれまでも通院の付き添いや、お買い物の付き添いをしましたが、私の事は「会ったこと・・・あったね」と微妙ですが、警戒心もなく一緒に施設を出発。
膝の痛みもあるため、ショッピングセンターでは車いすを利用。
施設スタッフにも確認しておいた必要なものを購入するため、靴下や下着、ズボン売り場へ行きます。なかなか決められないことや短期記憶障害もあるため1つ1つ説明し、試着の介助をしながらご本人の納得されたものを購入しました。高齢でも認知症があっても、やはり女性です。好みはしっかりとありますし派手な洋服をみて照れ笑いの表情をされたり、久しぶりのショッピングに周りをキョロキョロと・・・刺激になったと思います。
時間はあっという間に過ぎましたが、予定していた枚数をなかなか決めきれず購入できなかったですがまたの機会に・・・
帰りに、利用者様、初のマンゴージュースを飲みました。「おいしい。こんなの初めて」ととても素敵な笑顔でした。
最近では認知症の方へ、周囲の刺激や美容施術で症状の改善や日常生活でのストレス軽減や食欲増進といった身体的症状の改善があったとの論文発表もあります。コロナ禍で、外出機会も減っていることでコロナフレイルといった言葉も出現。少しの刺激や気分転換ができる事のお手伝いとなれればと思いました。